学校の成績がいい人が、ビジネスでは成功するとは限らない理由

 

外資系証券で働いていたときに、たくさんの優秀なトレーダーを見てきました。机に6つもモニターを置き、時事刻々とかわっていくマーケットを分析してディールをする。なかにはプロ野球選手なみに(いやそれ以上に)稼ぎだすトレーダーもいたのです。(六本木のハードロックカフェを借り切ってパーティしちゃうような人もいたし・・)

 

もちろんその多くは海外の有名大学で金融工学なんてやってきた人が多いですが、中には高卒だけどすごく稼ぎ出す叩き上げの敏腕トレーダーも実在しています。

 

もっとも、広く世の中を見渡してみれば、決して学業優秀者だけが億万長者になっているわけではないですよね。中卒でありながら会社を上場した人だって知っている限りで現役で二人はいるし、学校で首席を取るような人がいつも億万長者になるわけではないのです。

 

「なぜ首席で卒業しても、億万長者になれないのか?」

そんな疑問について、ボストン・カレッジ大学のアーノルド教授が、高校を首席で卒業した81人を追跡調査した結果があります。

 

首席で卒業した81人のうち、95%が大学に進学し、GPA3.5(非常に優秀レベル)を獲得、60%は大学院で学位を取得。90%が専門キャリアをつみ、40%は弁護士や医師など素晴らしい仕事についたそうです。しかしアーノルドはこう結論をだしています。

 

「首席たちの多くは、順調にキャリアを積むが、それぞれの分野の第一線リーダーでもイノベーターにもならない」

 

「システム変革者になるのではなく、システムの中に収まることが多いからだ」

 

 

アーノルドは、首席たちの多くは自分はただ勤勉なだけであって、賢い子は他にもたくさんいたと認めていたと言います。教師が求める答えを出すのが上手であり、1つの分野に打ち込むほうではないので、特定分野で抜群になることが難しいのだ、と分析しています。

 

ビジネスの世界では、お客様に何を提供できるかに価値がある

この裏で、純粋に学ぶことが好き、その分野に精通したい人間は学校というシステムでは苦労すると言います。確かに美術に関してはすっごい才能がある人、理科だけはすっごい出来る人とかっていますよね。

 

例えば最初に例に出した高卒だけど敏腕トレーダーは、進学するためにいろんな勉強をそつなくは出来ないけれど、マーケット分析をしてトレードすることに関しては特別な才能があり、自分の客である会社に多大な貢献をして莫大な報酬を得ていたのです。

 

学校には明確な決まりがあるけれど、ビジネスはそうではありません。

決まりやルールに従う人生が成功を生むわけではないのです。

 

学歴があろうがなかろうが、お客様にとっては関係ないこと。お客様の関心はつねに「自分がどうなれるか?」「自分にとってどれだけ得なことがあるか?」だけなのです。

 

 

これだけインターネットが発展した現代。

自分が何かに一意専心できて、それをお客様に提供できるなら大きな報酬を受け取ることも可能な時代なのです。あたらしい自分の生き方は、きっといくつものルートがあるはず。自分を絡め取っている、そのシステムから抜け出そう・・、そう決めた人から新しい扉は開くきます。

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