一流の人のホームパーティーでは、自己紹介を肩書きでするとダサかった件

以前、ある国の上級外交官が主催したホームパーティーに招かれて妻と2人で出席したことがありました。夕方の4時ぐらいから、その国の大使館内にある吹き抜け3階建てのそれは立派なお宅に日本人や外人が次々と約50名ほどで入りしてワイワイと楽しみました。

家の中にあるダイニングテーブルなんか立派な木で作られた20名掛けのテーブルでした。会もだいぶ進み、みんなワインやシャンパンを楽しんでいろんな人と話すようになった頃、来ていた30代の日本人男性が日本語のとても上手なカナダ人女性に「君はどんな仕事をしているの?」と質問をしました。するとその女性はニッコリ笑ってこう言いました。

「あなたは私の仕事に興味があるの?」

「それとも私という人間に興味があるの?」

「なぜ日本人は肩書きでお話をするのかしらね、私はとっても不思議だわ」


その話を横で聞いていた私もハっとしました。それで「いやホントに日本ってそういうのが悪いところだよね」と3人で盛り上がったのを覚えています。確かにほとんどの日本人のパーティーではまず自分の仕事が何かを話す癖がついています。

そのことに気がついてから、いろんな人のホームパーティーに行ってみたのですが、確かに穏やかで一流(とういか超一流)の人ほど人を紹介するときに肩書きでその人を紹介することがありませんでした。

例えば、「松ヶ崎さんはね、海が大好きで毎週のようにサーフィンをしに千葉の海に行っているんだよ」とか話がお互いに盛り上がるようにその人を紹介していたのです。

一流の人ほど「その場を楽しむマナー」「損得を自分のプライベートに持ち込まない」ことを大事にしています。肩書を出せば比較や損得計算が始まる。相手に対する点数付けが始まってしまいます。まずはその場をお互いに楽しむようにしたいですね。

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