会社を一旦辞めた友人の相談にのってきました / 松ヶ崎ときどき日記

先日のこと、突然ここ3年ほどあっていない高校時代の友人から電話がありました。

「久しぶり、じつは会社辞めたんだよ。ランチでも行かない?」

よく晴れたカラッとした日。

久しぶりに会った友人は顔色もよく、3年前とほとんど変わっていないようでした。丸の内にある日本料理屋「えん」で早めのランチ。友人はカレイの干物定食、私はカニクリームコロッケ定食を頼みました。

僕がカニクリームコロッケに夢中なっていると、友人はこう話だしました。

「ずっとマーケティングディレクターの仕事をしてきたんだけど、これからどうしようかなと思ってさ」

「またどこかの会社に入って、仕事を中心に生きていくのか」

「それとも、お前みたいに楽しみながらフリーで仕事するのがいいのか」

「どうしようかと思って、今日お前さんの話を聞いてみようと思ったんだよ」

その友人は、名の知れたアパレルメーカーで15年以上、マーケティングをあれこれ仕掛けてきたので、その業界では名も知れており、彼を自分の会社に誘ってくれる人もいるようです。

「そうか・・」

僕はこういいました。


「欧米では、フリーランスやスペシャリストとして、フリーで会社と契約したり、プロジェクト単位で集まって仕事することが増えてるみたいね」

「なぜなら、フリーになると自分から人間関係を選べるから、ストレスがなく、自分の強みだけを活用できる」

「ストレスのない働き方を選ぶ人が、これから自然と増えると思うよ」

「会社に入ると、人も仕事も選べる範囲がものすごく狭くなるからね」

「でも会社での安定を求めるのは決して悪いことじゃないと思うよ」

「要は、その人の性格とスキルセット」

「それと決める覚悟じゃないかなあ」

「オレもフリーになるには・・」

「決めて、覚悟してやったんだよ」

「オレは、自由になるぞって」


それから僕らはあれこれと話しました。
家族のこと、お金のこと、買ったマンションのこと、政治経済の状況・・。

最後に僕は一言だけ、こうアドバイスして彼と別れました。

「絶対に失敗しないとしたら、何がしたいの?」

「家族とか安定とか、いろいろあると思うけど」

「やるやらないは別にして、自分がホントは何がしたいのかを頭の片隅においておくのはとっても大事じゃないの?」

友人はそれを聞いて、

「そうか、そうかもな」

そう笑顔で一言いい、それから僕らはバイバイと手を振って、別の方向へと歩いていきました。




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