正しいスピリチュアル・ビジネスの成功方法と秘訣とは?

個人起業家のビジネスの中でも、特に成功しやすく、そして高額商品化する1つがスピリチュアル・ビジネスです。お客様も他のビジネスと比べて集まりますし、ファン化するのです。一方、詐欺ビジネスとして利用されるケースも後をたたないのも事実。絶対に許せない詐欺ビジネスの現状についてもお伝えします。

どんなスピリチュアル・ビジネスがあるの?

どんなスピリチュアル・ビジネスで成功している人がいるのでしょうか?私の周りから規模の大きい順に記載します。

スピリチュアル、占い全般、引き寄せ・潜在意識、思考、レイキ、ヒーラー、オーラ、霊視、透視、前世診断、チャネラー、宇宙人(宇宙系)、チャクラ、マヤ暦など

スピリチュアル・ビジネスはブームなの?

スピリチュアル・ビジネスをブームと捉えるのは、2006年に出版され映画化された「ザ・シークレット」の存在です。この本は後に「引き寄せの法則ブーム」を引き起こし、全世界で3000万部ちかくのベストセラーとなり、日本でも多くの人に知られることとなりました。この流れで、日本ではベストセラー作家の本田健さんなど多くの方がスピリチュアルと自己啓発の中間的な存在として注目されるようになったのです。

スピリチュアルはブームではない

私はスピリチュアル・ビジネスをブームではなく、半恒久的なニーズと捉えています。戦後日本社会では、コミュニティによって個人をサポートする機能が失われ、安心安全への欲求、自己実現欲求が満たされない環境に変わってしまいました。

この心をスキマを埋める機能を、宗教が担っていました。しかし1995年のオウム事件によって「宗教=危険な思想」という強い観念が日本人の中に広がり、人は宗教に救いを求めることが出来ません。そのスキマに登場したのが「ザ・シークレット」(引き寄せの法則)や本田健さんなどのようなスピリチュアル的な存在なのです。

日本はそもそもスピリチュアルと馴染み深い国

ご存知のとおり、日本は多神教の国。キリストやユダヤ教のように一神教の国とは大きく考え方が異なります。イスラエル転勤していた人がこう話していました。

「イスラエルのような砂漠と太陽しかないような場所には、神様は1人しかおらんよ。日本のように水も緑も豊かな国には多神教が生まれるんだね」

考えてみると、天皇陛下のお仕事そのものが「国民のために祈る」です。日本国の象徴がスピリチュアルな存在なのですね。

なぜスピリチュアルは熱狂的ファンを生み、高額化するのか?

博報堂から独立した某有名な広告マンがおもしろい話をしていました。

「よく分からないけど何かスゴい!、というものに対して、人は熱狂してファン化し、高いお金を払ってしまう」

「人は自分が分かるものに対しては、その機能的なところ、役にたつ部分にしかお金を払わない」


この話を聞いてなるほどと思いました。得られるメリットが明確であればあるほど、人はそれを貨幣価値として判断できるので、それ以上のお金を払わないわけです。一方、スピリチュアルのような得られるもののご利益がなかば無限大になるものは、支払う金額はその人次第になりえます。これがスピリチュアルで詐欺ビジネスをする人たちの入り込む人間のスキなのです。

スピリチュアル・ビジネス成功のルートは

スピリチュアル・ビジネスで成功するには、大きく2つのモデルがあります。1つは、リアルでお会いしたお客様の悩みや問題をしっかり解決して「口コミ」からビジネスを軌道にのせる方法。もう1つは、SNSやネット戦略をつかってお客様を集めていく方法です。

ライバルと差別化して成功するには?

スピリチュアル・ビジネスの最大の問題は、とにかくライバルが多いこと。お客様の数は潜在的にかなりいますが、ライバルが多すぎるため、お客様があなたを見つけることが出来ません。

どんな人が、どう変われるのかを打ち出して差別化する

私のところにご相談にいらっしゃった多くのスピリチュアル起業家は、「私は霊感が強いんです」「ヒーリング能力があるんです」とおっしゃいました。でも例えば私が、「霊感の強いオトコ、松ヶ崎」とSNSで言ったとしても怪しいだけですよね。1つのヒットパターンは、「どんな人が、どう変われるのか?」をお客様に分かりやすいようにすることです。

お客さまの感想が、新規のお客様を呼ぶ

スピリチュアルにおいては、お客様の感想や体験談がもっとも大切です。新規のお客様は他人の感想や体験談に自己投影して安心し、お客様になってくれるからです。事例集ほど、あなたをオリジナル化してくれるものはありません。

どんなお客様なのかを明確化して、次のお客様が自己投影しやいよう工夫しましょう。性別、年齢、住まい、家族、職業など細かいところに新規のお客様は自己投影し安心を感じます。

単発ではなくパッケージサービス化する

ほとんどのスピリチュアル起業家がしてしまう誤りは、単発セッションで終了すること。単発な分、安く、収益は不安定になってしまいます。

お客様は単発セッションで問題が解決するの?

単発セッションだけの方は、料金をいただくことに罪悪感がありパッケージで売れないことが多いです。でも考えてみてください、そのお客様の悩みや問題はたった1回のセッションで解決するのでしょうか?

もし解決しないならば、それはあなたがそのお客様に対して誠実ではないということ。お客様に誠実でありたいならば、かえってパッケージとして金額を上げた商品をご提案するのが、プロのスピリチュアル起業家としての役割ではないでしょうか?

詐欺まがいのスピリチュアル・ビジネスは今後淘汰される

2016年に個人起業家が大ヒットを飛ばす手法が2年ほど広く使われました。その手法によって1億を超える売上を立てた起業家が多くでたのですが、中には詐欺商法といえるビジネスも多かったのです。そのため2018年末ごろから警察が動き刑事事件として告発しています。警察が動くのは、お客様の苦情があるから。詐欺まがいのビジネスはお客様の声によって駆逐されていくでしょう。

さいごに

私はビジネスプロデュースがメインでしていますが、6年ほど前に上級のコーチング資格を取得し、これまで沢山の人の個人的な悩みや問題、経営者さんのビジネス成長のサポートもしてきました。コーチングをしていて強く感じるのは、「日本にはコーチングよりも、スピリチュアル的な導きの方が合っている」ということです。

日本では、欧米のように個人が主体性を持って、自分が変わろうとする文化ではなく、「引き寄せ」がブームになるような受動的な文化が強いと感じています。極端な言い方をすれば「星や霊の言うことなら、素直にきける」という受け身のメンタリティの人が多いのです。

でも考えてみてください。そういう受け身のメンタリティの人は、いま悩み苦しんでいるから受け身なのです。まだ自分で自分を変えようとできない状況です。そういう人にコーチングを受けなさいといっても厳しいですよね。だからこそ、そういう人のためにスピリチュアルという優しいビジネスがとても重要になるのではないでしょうか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事