メンターとは何なの?その意味と自分に合ったメンターの探し方

メンターの意味、自分に合ったメンターを、仕事の分野、自分の人生の分野それぞれでどう探し、どう付き合えばいいかまで具体的に解説します。

メンターの語源と由来

メンターを大きな概念で言えば、「良き助言者」「恩師」「教育者」のことです。

メンターの語源は、ギリシャの詩人ホメロスが書いたと言われる叙事詩「オデュッセイア」に登場する老賢人「メントール」に由来があります。王であるオデュッセウスが遠征する際には、メントールに王子であるテレコマスの養育を任し、またオデュッセウスがトロイで危機に陥った際にはメントールの助言を受けて勝利できるなど、王オデュッセウスにとっての良き助言者、恩師、そして教育者であったことが由来とされています。

仕事のメンター・人生のメンター

メンターと言うと一般的には仕事上のメンバーを考えがちですが、西洋社会においては人生のメンターも重要な存在とされています。仕事のメンターと人生のメンターについて解説していきます。

1.仕事のメンター

1-1.一般的な会社組織におけるメンター制度

会社組織におけるメンター制度とは、直属の上司とは別に、仕事のことや人間関係について気軽に相談できるお兄さんお姉さんのような存在として若手社員や新入社員をサポートする制度のことを言います。

1-2.メンター制度の取入れ方(事例あり)

どのようにメンター制度を取り入れればいいか例をあげると、比較的若手のお兄さんお姉さんのような存在の人達にメンターとして立候補してもらい、 メンターを受ける側(メンティ)と合意した上で、週に1度ランチに一緒に行って相談になるなど、メンタリングを受ける仕組みを会社側として提供するのが一般的です。

メンターとメンティの相性もありますので、3ヶ月に一度メンターとメンティーの組み合わせをローテーションするなど関係が硬直化しないようにするのが良いでしょう。

1-3メンターになる人が注意したいこと

まずはよく話を聞いてあげましょう。良いメンターとは、若手の問題や悩みを解決してくれる人のことです。ポイントは、抱えている問題や悩みは その人そのタイミングによって違うので、会った時にどんな問題や悩みを抱えているのかをまずはじっくり聞いてあげることを意識するといいでしょう。その時の問題や悩みが解決されれば、相手はあなたのことを尊敬してくれます。

良いメンターとして若手の役に立ってあげるために、8割話を聞き、自分は2割話すのを意識してみると良いでしょう。

1−4.もしもメンターが合わなかった場合

もしもメンターが気に食わなかったり、イヤだったらどうすればいいでしょうか? 気に食わない、イヤだという気持ちは十分分かります。分かりますが、自分の人間力をアップすることを考え、あえて付き合ってみましょう。かと言って、我慢しすぎる必要はありません。自分がこうしてほしいということがあれば、怖がらずに言ってみたり、周りの人に相談してみましょう。小さな出口を常に探し続けることがとても大切です。

2.人生のメンター

人生を豊かにしたいならば正しい人に近づくことがとても重要です。自分の人生を豊かにしてくれるメンターを複数持つと人生が加速度的に良くなります。では具体的にどのように人生のメンターを探せばいいのでしょうか?

2-1.自分に合ったメンターを探そう

自分がどんな人生を送りたいか、どういう豊かな人生を送りたいかによって、自分が選ぶべきメンターは変わります。私の知り合いに、お金を持っているからという理由だけでヤクザのような人をメンターにして、苦労した人がいました。

自分がどうなりたいのかを予めイメージした上で、自分に合ったメンターを探すと着実に人生を豊かにする階段を登ることができます。

2-2.人生のメンターは6つの軸で探そう

人は一人一人個性があります。そして完璧な人間などいないのです。ですから、メンターを一人に絞るのではなく複数のメンターを持つようにすると良いでしょう。

ある一部分の成功を求めると偏った人生になってしまいます。人生全体のバランスを考えながらそれに見合うメンターを探すようにすると、年齢とともに豊かな人生が送れるようになるでしょう。バランスよく6つの軸を豊かに大きくしていくと、人生の輪が大きく回りだします。

2-2. 6つの軸

次にあげる6つの軸について、自分がどうなりたいのか、なぜそうなりたいのかをまず自分の中に描いてみましょう。 自分がどうなりたいのかイメージできればそのイメージに沿ったメンターが具体的に見つけられるようになります。

1.生き方

自分が理想としている生き方をしているのはどんな人でしょうか?なぜその生き方に憧れなのでしょうか?少し大きな視点で考えてみましょう。

2.健康・フィットネス

どんな体型でありたいのか、どんなコンディションで日々を過ごしたいのでしょうか?自分が理想とする健康・フィットネスを兼ね備えているのはどんな人でしょうか?

3.人間関係・パートナーシップ

自分が理想とする人づきあいや、パートナーシップはどのようなものでしょうか?それができているのはどんな人でしょうか?

4.趣味・教養

自分が好きな趣味において、理想とする人はどんな人でしょうか?

自分が身につけたい教養について、深い造詣を持つ人はどんな人でしょうか?

5.仕事

仕事のやり方は人それぞれ、自分が理想とする仕事のやり方をしているのはどんな人でしょうか?

6.お金

お金をどのように殖やし、どう使うのか?

例えば、投資でお金を殖やすのか、それとも本業の仕事や副業で殖やすのかを考えてみましょう。それらに成功している人はどんな人でしょうか?

2−3. 具体的なメンターの探し方

2−3−1. 身近な人から探す

身近な人の中にも、自分にとって学びのある人はいるものです。それが自分よりレベルが一つ上なのか二つ上なのかそれとももっと上なのかは問題ではありません。その人から一滴でも学ぶところがあればそれでいいのです。

どのようにメンターになってもらうか?

多くの人が勘違いしてしまうのは、かしこまって「メンターになってください」と熱くお願いしてしまうことです。「メンターになってくれ」ということを裏返すと、私は受け身で待ってますから教えてください、と言っているようなものです。そうすると相手も「別に得なこともないし、なんだか、めんどくさそうだな・・」と考えてしまいます。

ポイントは、自分が相手を勝手にメンターと思っていればいいだけです。

相手に自分が悩んでいることや相談したいことを聞いてみましょう。人は必要とされると嬉しいもの、きっと必要な答えを教えてくれますよ。

2−3−2. 本やネットやYoutubeから探す

最も現実的で、手っ取り早いメンターの探し方は、本や ネットや YouTube から探してみることです。あなたが理想とするようなメンターの多くは、ネットや SNS でたくさんの情報を開示しているはずです。そしてそこから学ぶことは無限にあるでしょう。

例えば私は、ネット家やYouTube で見つけた自分の理想に近い人を勝手にメンターにして、その人の SNS やブログの記事を深く深く読んで行きます。もしその人が本を出していればその著作もおおよそ目を通すことが多いです。

この方法の良いところは、その人の考え方を繰り返し深く何度も学べること。本当にその人が良ければ、お金を出してセミナーや講座に参加することもあります。

2−3−3.セミナーや講座から探す

メンターと呼ばれる人たちは、やはり人から求められるものを持っているのでセミナーや講座をしていることも多いでしょう 。実際に会ってみると、本やネットだけでは得られない情報が予想以上に得られることが多いので、もしこの人は本物だと思ったら是非参加してみてください。

私の個人的メンターを紹介します

参考までに私の個人的な勝手にメンターにしている人をご紹介します。さすがに私人的な方はムリなので、公人に近い人だけですが参考にしてみてください。

生き方:村上春樹、ジェリー・ロペス

自分が本当に好きなことで人に貢献し、自由に生きる村上春樹とジェリー・ロペス(レジェンドサーファー)が、私の「生き方」部門勝手にメンターです。物事を深く考え探求する姿勢も素晴らしいと思っています。

2.健康・フィットネス:ジェリー・ロペス

私がヨガを始めたのは確か1998年。サーフィンの雑誌でジェリー・ロペスがヨガをやっているという記事を見てのことでした。それを機に海外プロサーファーたちもヨガを一斉に取り入れだしたのです。私は鶴太郎みたいにストイックなヨガじゃなくて、楽しむヨガ、フィットネスが好きですね。

3.人間関係・パートナーシップ:本田健、ジョン・グレイ博士

作家の本田健さんと、ジョン・グレイ博士が私のメンターです。このお二人の人間関係・パートナーシップの本は素晴らしい。この本を読んでなかったら、一生女性の気持ちを深いところでは理解できなかったと思います。

4.趣味・教養:ドメニコ・ジャンフラーテ、立花隆、司馬遼太郎

趣味と言えるのか分かりませんが、ファッションについてはファッションディレクターの「ドメニコ・ジャンフラーテ」この人のマンリーでクラシックよりなファッションが私がいいと思うラインです。多趣味なので他はかなり移り変わりますね。教養については、大学生のころから立花隆さんが好きでしたが、10年くらい前から司馬遼太郎の手記を読んだりします。最近、教養関連はYoutubeで面白そうな人を掘っています。

5.仕事

仕事のやり方については、とにかく効率化と成果を第一に考えているので、勝間和代さんの本を繰り返し読みました。外資系証券で新入社員を研修していたときにも、勝間和代の「効率が10倍アップする、新知的生産術」は絶対に読みなさいとオススメしていたほどです。人間関係においてムダはとても大事ですが、仕事においてはいかにムダを省いて成果を上げるかがとても大事だと思っています。

6.お金

私のお金、資産形成の基本は今でも、ロバート・キヨサキです。豊かな人生の方程式は、ロバート・キヨサキが「若くして豊かに引退する方法」の中で語っている式を変形した「(不良所得+自分が好きなことで稼いだお金)÷生活に必要な金額x100=豊かさ指数」と思っています。
 
余談ですが、ロバート・キヨサキは、あのドナルド・トランプとの共著が沢山あります。私が起業しようと必死になっていたときに、よく二人の音声ブックを聞きながら通勤してました。トランプも政治家や人としてはクレージーで困った人ですが、ビジネスと教育についてはとても良い教材があります。彼のセリフに「Think Big(大きく考えろ)」と言うのがありますが、彼はそれを体現してアメリカ大統領にまでなってしまいましたね。

まとめ

  1. メンターとは
  2. 仕事と人生、それぞれの分野のメンターが必要
  3. 会社組織におけるメンター制度とは、直属の上司とは別に、仕事のことや人間関係について気軽に相談できるお兄さんお姉さんのような存在として若手社員や新入社員をサポートする制度
  4. メンターは、8割話を聞き、自分は2割話すのを意識してみると良い
  5. 自分に合った人生のメンターは、自分の軸で選ぶのが大事
  6. 人生のメンターは6つの軸で探そう
  7. 6つの軸とは、「生き方」「健康・フィットネス」「人間関係・パートナーシップ」「趣味・教養」「仕事」「お金」
  8. 具体的なメンターの探し方は三つ。
  9. 身近な人から探す、本やネットや YouTube から探す、セミナーや講座から探す。
  10. メンターになってもらうのにわざわざメンターになってくださいと言う必要はない。勝手にメンターと思っていろいろ聞いてみよう。

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